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ちずるのこと

2016.05.10(07:00) 88

今日はちょっとせつないちずるのお話です。

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ちずる(メス) 年齢不詳  避妊・ワクチン済み

ちずるは、Yさん宅の近くの学童保育でみんなに可愛がられていました。
先生がご飯をあげて、子供達からも可愛がられて、部屋の中にも入れてもらって本当に幸せそうでした。
Yさんもそれを見ていて、このいい環境を保つために早いうちに避妊・ワクチンをした方がいいと感じ、その頃は人にも慣れていたちずるを捕まえて動物病院へと連れて行きました。

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それから10年近く経ち、学童保育の経営者が変わり、それからちずるの待遇は一変しました・・・
新しい経営者の一言で、ちずるは勿論外に出されて、ご飯ももらえなくなりました。
昨日まで可愛がってくれて、ご飯をくれていた先生も今日からは別人です。
挙句に、いつもウロウロと外にいるちずるを近所の猫嫌いのおじさんが追いかけ回します。
もうちずるには何が何だか分かりません。

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そうした経緯でYさんが見かねて2011年8月6日に保護猫として迎い入れました。
あれから今年の夏で5年が経ちます。
ちずるは、あの日からずっと人間不信のままです。
他の猫にも心を閉ざし加齢もあり、体調も崩してきています。
あの時の学童保育は今は取り壊されて跡形もありません。

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5年という歳月の中で、色々な事・環境が変化していくと思います。
けれど、ちずるの心はまだ5年前のショックで壊れたままです。
何時、何枚写真を撮っても、リラックスした写真は撮れません。
いくら優しく撫でても、体は緊張で固まったままです。

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人間に一度心を開いて、そして10年後に訪れた悲劇。
私には悲劇というより、人災のような気がして仕方ありません。
もう、ちずるも大分高齢です。
このまま、引きこもりのままでなく、また人の手の温かさを感じて、穏やかな気持ちになれます様に願ってやみません。


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